アキレス腱断裂を保存療法にした理由

前回は切れた直後から救急外来までのお話。(>>アキレス腱断裂直後はこうなった


今回はその続きです。



勉強不足だと意味がわかりません


救急で行った翌日に、仕事を休んで朝イチに病院へ。県内でもトップクラスの大規模病院なので早くいかないと、1日掛かりそうな予感。


と思いましたが、意外と早く診察に呼ばれました。8時に受付をすませて9時過ぎくらいです。


これは前日にレントゲン撮影をしていたからかもしれません。そういった意味では前日の救急外来で診てもらって良かった面もありました。


もしレントゲン撮影が入っていたらもっと時間がかかっていたことでしょう。



名前を呼ばれて診察室に入ると、先生がまず触診しました。アキレス腱が切れているかどうかの検査をします。


これはうつ伏せでふくらはぎを数回つまんで足首が動くかどうか確認する検査で「トンプソンテスト」と言います。


前日にネットで学習していたとおりでした(^^)


簡易固定を外してベッドに寝たのですが、足(つま先)の重みで足首が少しでも背屈気味になるとアキレス腱部分がかなり痛い!!


ここで初めて痛みを感じ、ああ、やっぱりダメなんだな、と実感しました。。。


そして、テスト結果は当然のごとく「陽性」でして、さらにエコー検査で確実に「完全断裂」していることがわかりました。


もうわかってはいましたが、完全に離れているアキレス腱の画像を目の当たりにすると、あらためてショックですね・・・。


その後うつ伏せから起き上がって、先生の話を聞きました。


とりあえず、足首を底屈させれば切れた腱の断端がくっつくので、手術ではなくても保存療法でも可能だということを言われました。


どちらにするかは自分で決めてと。



手術と保存の違いは、


『手術の場合は-』

メリット
・固定除去の期間が短くて済む(およそ4週間ギプス→歩行装具)

・再断裂の可能性が保存療法に比べて低い


デメリット
・入院が必要

・傷口からの感染症の可能性アリ

・縫合痕からのつっぱりが出る可能性アリ

・腱の断端を少し重ねてつなぐため、その部分が盛り上がってしまうことも



『保存療法(手術なし)だと-』

メリット
・傷を負わない

・入院なし


デメリット
・固定期間が長い(およそ7週間ギプス→歩行装具)

・固定期間が長いため関節拘縮や骨萎縮の可能性あり

・再断裂の可能性が手術に比べて高い



Dr.「ということです、さあどうします?」


およそ30秒位で矢継ぎ早にお話しされました。大きな病院でたくさんの患者さんがいるので1人に対する時間は割けないためでしょう、


かなり急かされます(^^;)


私は前日にネットでいろいろと頭に入れてきたので、先生の言っていることがわかりましたが、たぶん予習してこなかったらチンプンカンプンだったと思います。



「保存でお願いします」


と、私は即答でした。なぜなら前日にすでに決めていたからです。手術しかムリ!と言われたら諦めるつもりでしたが。

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保存療法にした決め手


なぜ私が保存療法を選んだのか?いくつかの理由を挙げてみました。


・手術が怖いし痛そう
・入院する余裕がない
・傷ができてしまう
・予後はそんなに変わらない
・焦って治す必要性がない



というところです。それを上回るメリットが手術にはない!と判断しました。


ウェブ上で調べてみると、手術が多い感じもしますが、保存療法で治している人も増えているようです。


スポーツをするなら手術じゃないと難しいという意見もありますし、いやいや、保存療法でバリバリ運動してますよ!


という意見もありましたので、本当のところはどちらもあまり変わらないのではないかと。


だったら痛みなく、生活にも支障なく(デスクワーク)、じっくり治せる方にしようじゃないかと。それで保存療法にしたわけです。


また、過去に手術を受けた経験がないので、ビビッたというのも大きな理由の一つです(^^;)


【追記】
いろいろ調べてみると、保存療法と観血療法(手術)において、予後の回復度合いや再断裂の発生率は確証を得られるようなデータはないようです。



だから絶対に手術じゃなきゃダメ!手術はヤバいから保存!ということはなく、その人の生活環境によって決定していいのではないでしょうか。

————–


保存療法に決定後、すぐにギプス固定に入りました。固定直前の足です。


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(※汚い足でスイマセン)


受傷翌日の足ですが、少し腫れっぽい感じはあるものの内出血は見られません。


この状態でも動かさなければ全然痛くないし、試しにカカトのすぐ上を触っても、フニャフニャしているだけで痛みもありません。


ただ、今までピンッと張っていた腱が見当たらないのは、情けないような、変な感じでしたね・・・。



そして固定です。最大底屈位(すねと足指が一直線になるように)で固定をしました。


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足首を底屈した状態で固定することによって、アキレス腱の断端同士が近づいてくっつくのを早めましょう、ということです。


しかし、この足だと残念なことに地面に着くことができません。松葉杖で片足歩行を余儀なくされます。


着こうとすると、ギプスと地面に指が挟まれてヤバいです。


転んだりしてとっさに着いてしまって指の骨を折ってしまうこともあるとか・・・。


この片足生活がひとまず2週間くらい続くと言われ、キツイなと思いつつ病院を後にしました。


ここの病院は少し自宅から遠いので、近くの整形外科の紹介状を書いてもらいました。次からはその整形外科に行く予定です。


>>松葉杖生活は辛すぎる!へ

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